Windows 7展開シナリオ(激怒編)

Windows 7, Office 2010, Visual Studio 2010, Adobe CS 5.5等々大規模なソフトウェアはインストール時間も馬鹿にならない。
なのでWindows Server 2008 R2 (Microsoft Deployment Toolkit 2010)とかで展開シナリオを用意するはず。なんだけど、おまえんとこはなんでSambaなんだよ。ADどうなってんだよ。あ?PDC?もうXPじゃねーんだよ。顔洗ってカーチャンに泣きながら生まれてきてごめんなさいって言って三周廻ってワンて言え。ksg
って事もありえなくもないかもしれない今日この頃であったりなかったりしますが皆さん睡眠時間は足りてますでしょうか。俺は足りません。
今回はそんなドキュン☆な会社と上司と経理のunkとその他色々からの圧力で泣く泣く無茶なセットアップに付き合わされる紳士淑女のための泥臭い展開シナリオを用意してみるよ!さっさとそんな所やめちまえ←New!


上の罵詈雑言は釣りでした!ということで今回は実際の作業手順を解説するとういうよりか、概念的なもの。
いわゆる小規模なホームユース、SOHOとかでも使えると思います。
特にOfficeやVS2010なんかは結構使ったりすると思いますので。

要点としては、

  • 準備編
    • マスターイメージにOffice,VS2010などを監査モードでインストールする
    • マスターイメージをCopyProfileを付けないでsysprep一般化する
    • imagexなどでwim作成、共有フォルダに配置しておく
    • クライアントイメージは上記マスターイメージを使って監査モードで小物アプリのインストール、レジストリなどのカスタマイズを行う
    • クライアントイメージをCopyProfileを付けて一般化する
    • imagexなどでwim作成、共有フォルダに配置しておく
  • インストール編
    • 実際のインストールはクライアントイメージから展開
    • この際にVHDブートが出来るエディションなら後々幸せになれる
    • VHDブートが出来るエディションならイメージバックアップをネットワーク上に保存できるのでその設定もしてあげておくと後任の管理者が幸せになれる

こんなところでしょうか。

OSのインストールなんか一回しかやんねーだろって思ってる方は至って一般人なのでこんな所見てないでさっさと仕事に戻るか寝るか遊びに出かけてください。残念ながら今回の記事の内容はあまり参考にならないと思います。

前任の管理者が手作業の泥臭い展開なんかやってて血反吐を吐いて辞めていった事を想像できる方はこういう泥臭いけど簡略化できる方法は覚えておいた方がいいです。勇気を持ってNoと言える日本人になるのが先だと思いますが。

シナリオを用意して上司などに説明する際は規模にもよりますが、なるべくならWindows Server 2008 R2などの必要性を訴えて下さい。
1000台以上とかの超大規模な所は既に導入済であるはずなので問題ないかと思いますが、問題は50〜100台程度の環境です。
上記のシナリオはあくまでざっくばらんな物なのでそんな大変ではないように見えますが、スクリプトの作成検証、マスタ、クライアントイメージの検証、展開用のWinPE作成、保守用WinPEの作成など多岐に渡ります。
全て同一PCで構成されている場合はそんなに大変ではないのですが、微妙に構成違っててドライバ適用できないとか面倒です。
田舎の方だと真面目に手作業で展開、管理保守やってるとかマジでありえるので要注意です。Microsoft Update有効にしていなくてOffice脆弱性そのままとか、セキュリティセンターの警告切ったノーガードPCとか。田舎に限ったことではない気もしますが、体感としては多い気がします。社員のリテラシー不足?引いては経営者の?原因はどこにあるんだろう・・・

そんなこんなで今回はインフラよりの雑記というかメモ書きでした。