id:otsune 様の blog より。アクセス解析を隠せば良い。というのは「愚者のセキュリティ」だ。危険ですらある - otsune風呂

id:nyomonyomo 様経由で発見しました。
なんというか、私にはメディアリテラシーが足らないという事を感じました。 orz


さて、 otsune 様の記事ですが、コンピュータに関しては興味があるのでズバズバ記事も書く ( メモとして ) ので苦にならないし、それが楽しいです。
でもやっぱり間違っている所なんか満載で、 id:otsune 様や、 id:hiro-ueda 様にお世話になっちゃう訳です。
もっと広義に考えれば FreeBSD だってそうですし、更に突っ込めば今日の朝に飲んだコーヒーの豆を作っているブラジルの農家の方々にだってお世話になっています。
そこまで広義に考えるともはや宗教の世界になってしまうのでこれ以上は言及しません。


話を戻して、どうも blog に対する考え方とか、一部の人はなんで無断リンクを嫌がるのかっていうを考えてみることにします。
例として無断リンク。これはとても人気のあるサイト、一昔前のテキストサイトブームで転送量過多でサーバを追い出される人を何人か見かけました。
これはサーバを管理している人にとっては深刻で、例えば広告でコストを全て回収できるかというと、そうでもなく、そういう企業なんかは当社の技術アピールの場としてホスティングを行っていたりする。なので、一部のユーザに帯域を取られるということは、ビジネスモデルの根底を覆しかねない。となると、そのユーザーには出て行ってもらうしか策はなく、上記のように追い出された人がいたということになります。
# この記述は昔どこかの blog で見たのですが、どこかいってしまいました。どなたかご存知の方は教えていただけると幸いです。
つまり、企業が嫌がる程の P/V を稼ぎ、転送量が深刻になっている場合には無断リンク禁止というのはわかる気がします。


次にアクセス解析ですが、これは結構深い所にあると思うんです。
日本人の歴史を紐解いてみると日本人は閉鎖的な空気を好む傾向があります。
それが顕著に出ているのが家庭だと思うんです。
クリスマスパーティーで近所の家の人を呼んだり、バーベキューパーティーをしている家庭は少ないですよね? っていうか日本人としてそんなことはあってほしくないと思っていたりするんですけど。


ここで話を戻して otsune 様の記事から。

初心者を心配しているのであれば、真っ先に考えるのは「blogを公開すると、悪意の有るコメントや揚げ足を取られる事が有りますよ」という啓蒙手段だろう。なぜ隠して眼に触れさせまいとするのだろうか?

そんなことをしても、リテラシーを身につけずに単に時間だけを重ねた「自称中級者」が溢れかえってしまうだけだろう。

「隠してしまえばいいのだ」という昭和時代のカビの生えた思考法には反対する。

個人的に初心者にこそアクセス解析を見せるべきだと思う。そして中級者になってカスタマイズ設定できる人が見なくても済むようにすべきだろう。


まさに私のことです。 ( ぉ
そんな閉鎖的だと進歩する力も沸いてきませんし、何より腐った企業がいい例です。
これはあくまで私の考えですが、隠すよりかは公開してメモなりに残しておけば上記でも述べましたが、心優しい方々が協力してくれます。そもそもインターネットの大原則としてその考えがなかったらインターネット自体成立しないと思いませんか? だから私はその為に FreeBSD の記事を書くし、たとえ厳しいコメントをもらってもその人は私に何か伝える為にコメントをくれたと思えます。だって馬鹿にされるということは、されるなりの理由があるって教えてくれているじゃないですか。


なーんて私の考えというか、気持ちを吐き出してみました。
でもやっぱり厳しいコメントをもらうと二、三日はしょぼくれてます。
だったら偉そうな事書くんじゃねぇよ! とか言われそうですが、私の言いたいことは見ている人がいるから頑張れるんですよ!ってことです。
こんなくだらないブログを読んでくれている匿名希望な方々も、こんなくだらない私のメモにコメントをつけてくださった id:otsune 様も、シェルスクリプトを提供してくれた id:hiro-ueda 様も、こんなくだらないブログにトラバを打ってくださった id:nyomonyomo 様も、こういう方々が私を支えているし、インターネットを支えているんだと思います。
ちょっとクサいっすかね?